
ヴァレリー・メシカは、ケンダル・ジェンナーとの新たなコラボレーションを発表し、この2023年キャンペーン、撮影を導いたインスピレーション、コレクション、そして心に響いた瞬間を紹介します。
This is M

今年、あなたはこのエディションでモダンなロードムービーをイメージし、ケンダルがそこにミステリアスで魅力的なハリウッド女優として姿を現しています。この選択の意図は何ですか?
ヴァレリー・メシカ (VM) : このキャンペーンは新たな旅です。これを通じて異なるインスピレーションの源を探求でき、より映画に近い物を生み出すことができました。私たちはアメリカのクラシカルな伝統に即して演じるというこのアイデアを思いつきました。パームスプリングスの砂漠で、ケンダルは主役としてミステリアスかつレトロモダンなヒロインを演じています。それはまた、彼女の出身地であるカリフォルニアへのオマージュでもありました。そこで生まれ育ち、今も生活している彼女にとって、カリフォルニアは特別な場所です。彼女がカリフォルニアに愛着を持っているので、アメリカ西海岸の雰囲気を漂わせたその世界観に敬意を表してこの撮影を企画しようと思いました。

なぜ再びケンダルと仕事をする選択をしたのですか?
VM : 昨年、ケンダルと仕事をして大きな衝撃を受けました。私は心からそのコラボレーションに感動し、迷うことなくもう一度体験したいと思いました。彼女は自信に満ち溢れた女性らしさという、ジュエリー&ハイジュエリーメゾン メシカの価値観を見事に体現しています。彼女は時代に完璧にマッチした女性であり、メゾンに自分の姿を見出す、新しい世代全体にインスピレーションを与えています。
ここでは荒々しい砂漠がラテックスやゴールド、またダイヤモンドジュエリーの輝きとコントラストを成しています。このスタイルの選択について聞かせてください。
VM : 砂漠とゴールド&ダイヤモンドジュエリーのコントラストをとても気に入っています。私はジェムが放つ輝きやプレシャスな趣と対照を成す天然の素材が好きです。ケンダルが着ているつややかな光沢を纏うラテックスのファッションは、体のラインにぴったりとフィットして、メゾンのジュエリークリエーションのイメージと一致しています。メシカでは、ダイヤモンドのタトゥーをイメージしてラグジュアリージュエリーをデザインしています。私にとっては、一つひとつの作品が、人間工学を考慮し、セカンドスキンのような快適性を追求したデザインになっていることが絶対条件です。オールラテックスのスタイリングは、レディース ダイヤモンドジュエリーのしなやかさやムーブメントを際立たせながら、撮影にレトロフューチャーな趣をもたらしています。
This is M
この時代を超越した世界観におけるダイヤモンドジュエリーの位置づけは?
VM : この世界観のなかでジュエリーがなにか不思議な力を漂わせています。ケンダルのなかに、生き生きとした、運命の支配者たる、自分自身と立場に自信を持ったヒロインを感じます。それはパワーとスタイルに関するものです。

このキャンペーンで強調するジュエリーコレクションは何ですか?
VM : アイコニックなコレクションの他に、《D ヴァイブス》、《ソー ムーヴ》、《ムーヴ リンク》の3つのダイヤモンドジュエリーコレクションが一線を画しています。D ヴァイブスは有名な「リヴィエール」デザインのダイヤモンドにツイストを加えたジュエリーコレクションです。これらのジュエリーは、肌のカーブにぴったりとフィットするスキンジュエリーとしてデザインされています。このキャンペーンの2つの新作ジュエリーコレクションはソー ムーヴとムーヴ リンクです。この機会にメゾンを代表するムーヴに新たな解釈を施しており、オーバーサイズのフォルムとライン(XXL)に、フラットゴールドとコーナーカットを組み合わせています。メゾンのアイコニックなコレクションは究極の域に達してさらなるステータスを得ています。