昼と夜が出合うとき
メシカが、パリファッションウィークに際してハイジュエリーの最新クリエイションをローンチしました。またとないコレクションショーを通じて、ミッドナイト サンコレクションの世界を受け継ぐOpus.IIが披露されました。技術とクリエイティビティを巧みに融合させるヴァレリー・メシカによってハイジュエリーの伝統的なコードが刷新され、リップジュエリー、ボディベルト、ヘッドジュエリー、ネイルジュエリーといった思いがけないクリエイションの数々に昇華されています。既成概念から解き放たれた自由なハイジュエリーが提唱されています。
イベント
イベントに向けた5つ星レベルのキャスティング
テイラー・ヒルやシンディ・ブルーナをはじめとした、メゾンの友人でもあるアイコンモデルたちがショーに登場し、圧巻のXXLパノラマキューブ周囲に配されたランウェイをウォーキングしました。80年代のトレンドを再現したショーでは、魅惑のシルエットが行き交うなか、かのマイケル・ジャクソンの娘でもあるパリス・ジャクソンの姿があらゆる視線を集めました。
観客席の最前列には、メゾンに近しい友人や、いまもっとも注目されているセレブリティたちが詰めかけ、カーディ・B、ナタリア・ヴォディアノヴァ、イザベル・アジャーニ、ルシアン・ラヴィカウント、フューチャー、ニーナ・ドブレフ、コール・スプラウス、バルキース・アル・ファティ、ハイディ・クルム、ミヨン、ゴン・ジュンらの姿が見られました。ヴァレリー・メシカによって音が響きわたるボックスのように意図されたイマージブな舞台には、フレンチタッチのエレクトロナンバーの数々がランウェイのリズムを刻みました。
ヒプノティックなジュエリー
125にのぼる新作ジュエリーのなかでも、コレクションのトリを飾るフラグメントオブタイムがとりわけ観客の視線をくぎ付けにしました。この比類のないダイヤモンドリバーは、アイコンモデル エヴァ・ハーツィゴヴァの首元にまとわれて登場しました。ヴァレリー・メシカによって、36カラットにのぼる荘厳なイエローダイヤモンド、そして33カラットのホワイトダイヤモンドが斬新に組み合わされています。圧巻のホワイト、そしてイエローカラーのダイヤモンドがオートクチュールネクタイへと昇華され、ファッションとハイジュエリーの境界が今一度消し去られました。このネクタイには、トータル129カラットにおよぶ232ピースのダイヤモンドが配されています。文字通り、まばゆい輝きに包まれた傑作です。
「今回のコレクションには、ジュエリーというカテゴリーを超えてメゾンのスタイルが体現されています。音楽とファッションに包まれて、またとないコレクションに昇華されました。メゾンのオリジナリティ、そしてエネルギーが美しく映し取られています。私たちは、ハイジュエリーのコレクションをつねに真のファッションアイテムとして手がけています」。
ヴァレリー・メシカ